Bacchus(バッカス)のギターを2年半使ってみたので正直レビュー

  • Bucchus(バッカス)のギターが安くて気になるけど、実際どうなの?
  • 作りや音は値段相応なのか?
  • コスパは良いの?悪いの?

今回の記事は、上記のような疑問を抱いている方に向けてBacchus(バッカス)という楽器メーカーのBTC-1R(BLK)というモデルのギターについてレビューしていきたいと思います。

後半では、このギターを使った弾いてみた動画も載せているので、ぜひ最後までご覧ください!

みなさんの参考になれば幸いです。

それでは行きましょう!

Bacchus BTC-1R(BLK)ってどんなギター?

Bacchus UNIVERSE Series(ユニバースシリーズ)から出ているBTC-1モデルは、エレキギターの定番のひとつでもあるテレキャスターのボディシェイプを基に、ボディ淵にバインディングを施し、ルックス面に拘った仕様のギターです。

手に取りやすい価格帯で高いコストパフォーマンスを実現しているBacchus UNIVERSE Series(ユニバースシリーズ)は、エントリーモデルとしてとても人気があります。

では、各パーツにはどのような特徴があるのか見ていきましょう。

ボディ

ボディには軽量で丈夫なハードウッドという素材が使用されており、癖が少ない素直な音色なので、サウンドメイクがしやすく様々な音楽シーンで演奏することができます。

塗装ではバインディングが施されているので、高級感もありつつ存在感のあるギターとなっています。

ネック

プレイに大きな影響を与えるネックは、強度と安定性を考慮しつつも、演奏しやすいように厚みを抑えて製作されています。

Uシェイプネックが採用されているので握りこみやすく、手に程よくフィット感します。

さらにネック裏はサラサラとしたサテンフィニッシュなので、スムーズな演奏性を実現しています。

指板にはローズウッド材を使用しており、テレキャスター独特の煌びやかなトーンと中低音域がバランスされた粘りとコシのあるサウンドが特徴です。

ピックアップ

フロント、リアに1基ずつオリジナルのシングルコイルピックアップを搭載しており、ピックアップの出力位置をを切り替える事でプレイヤーのニーズに合わせたサウンドメイクが可能です。

  • フロントピックアップ:中低音域が強調された落ち着いたサウンドで、柔らかく丸みを帯びた甘く太いサウンド
  • リアピックアップ:高音域が強調されており、エッジの効いたメリハリのあるサウンド

ピックアップセレクターは3wayで、リア、センター、フロントと切り替えることができます。

サドル

サドル部分には、トラディショナルなルックスを損なわない3連サドルが採用されています。

Bacchus BTC-1R(BLK)を2年半使ってみた

僕は2年半ほど前に、2本目のギターとして購入しました。しかも通販で。(笑)

Bacchusの中でもかなり安い部類のモデルです。最近では値上がりしましたが。

購入してからほぼ毎日弾いてきたので、2年半弾き続けて気づいたこと、感じたことをありのままお伝えできればなと思います。

買ってよかったと思った点

使い続けてみてわかったこのギターのいいところは大きく分けて4つあります。

「安い」のはもう言わなくてもわかるので、省略します。(笑)

それでは順番に見ていきましょう。

ライブでも問題なく使える

実際に何度かライブハウスでの演奏にも使ってみました。全然普通に使えます。(笑)

考えてみればライブで使えないギターなんか売れないですが、やっぱり1万円台のギターだと不安になりますよね。

でもこのギターはまったく問題なく弾けるどころか、バンド仲間には「かっこいいし、高そう!」と言われました。

「ほなもう、これでいいやん。」って思いましたね。

見た目がかっこいい

ギターを購入するときの決め手は正直8割くらい見た目ですよね。

このギターはヘッドの形もいい感じですし、なんといってもバインディングが高級感を漂わせていますよね。

正直触ったりまじまじと見たりしなければ安いギターには見えないと思います。

黒のボディに白のピックガードというシンプルさもいいですよね。

割り切ってガシガシ使える

お高いギターは傷つけたり、改造はあまりしたくない派の人間なので、取り扱いに神経質になってしまいます。

しかしこれだけ安いと、多少の問題は許容できますし、ちょっと改造してみたいという願望がある方にとっては案外おすすめかもしれません。

安いからといって雑に扱うというわけではなく、もちろん大切に使いますが、ある程度は割り切ってガシガシ使えるのはこの値段ならではですよね。

コスパでいえば最強クラス

正直、14,800円でここまで遊べて、ライブでも使えるクオリティのギターはほとんどないんじゃないかと感じるほど満足しています。

特に初心者の方で、いきなり高いギターを買うことに抵抗がある場合には本当におすすめです。

Bacchusのギターの中ではかなり安い部類のモデルなので、もっと上位のモデルではさらに高いクオリティだと思います。Bacchus恐るべしですね。

うーん。と感じた点

買わない方がよかったと感じたことはありませんが、「ここはちょっと気になるな」という部分もあったので、紹介しようと思います。

価格が価格なので、僕的にはすべて許容範囲です。

ストラップピンが取れる

ストラップピンとは、ギターを肩から掛けるためのストラップをギターに取り付けるための部品のことです。

ボディの側面についているのですが、このネジが緩くなって取れてしまいます。

僕の場合は、1年くらいで2つとも取れました。

一度取れたときに、アロンアルファを塗ってネジを締めたのでそれ以降取れていません。

家で弾いているときに取れてしまう分には問題ないのですが、ライブ中などに取れてしまっては大変なので、たまにはネジが緩んでいないかチェックするのもいいかもしれません。。

正直な話、5,6万円くらいのギターでも1年も使っていれば、ナットが取れたりジャックが緩んだり、この程度の問題はいくらでも起こるので、その都度対処していきましょう。

ペグにあそびがある

チューニングをする際にはペグを回しますよね。

まれにペグの回しはじめに本当に少しだけ空回りのような感覚があります。

なので、ペグを普段よりも少し大きく緩めてから締めて音を合わせます。

慣れてしまえば何の問題もないですが、作りの良い上位モデルのギターと比較してしまうと、多少チューニングのしにくさはあるかもしれません。

演奏してみた

このギターを使って、演奏動画を撮ってみました。

BUMP OF CHICKEN – ガラスのブルース

こちらはミニアンプにつないで、スマホで撮りました。

次の動画は、オーディオインターフェースを使ってライン録音した動画です。

拙い演奏ですが、参考になればうれしいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Bacchusのテレキャスターを2年半ほど使っているのでレビューをさせていただきました。

テレキャスターが欲しい!という方や、これからギターを始める方にはとてもおすすめです。

僕が購入した時より少し値上がりはしていますが、それでもいいギターだと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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